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泥棒野郎 TAKE THE MONEY AND RUN
2005年11月12日 (土) 22:30 | 編集
泥棒野郎  TAKE THE MONEY AND RUN

泥棒野郎 「非行少年だったバージルは、大人になっても、悪の道で有名になりたいと願うチンピラ男。彼がマヌケな犯罪を繰り返し、とうとう前科53犯という途方もない記録を作るまでをドキュメンタリータッチで描いた、ウディ・アレン初期の傑作。」

ウディ・アレンの、監督としての映画デビュー作品です。
一応、バージル( ウディ・アレン )の少年時代のエピソードから、成長してセコい犯罪を犯して刑務所に出たり入ったりするとか、犯罪仲間と組んで銀行強盗を企てたり、といった物語があるにはありますが、そういう事は結構どうでも良くて、ウディの創り出す笑えるシチュエーションの数々を、コントの羅列を堪能する作品だと思います。

もう、とにかく笑えます。笑えるポイントは、“チェロを弾く” “銃を造る” “シャツを盗む” “ブルースを歌う” “塀を越える” “背中を刺す” “綴りを間違える” “保険の勧誘員と小部屋に入る” などです。それと、以前のエントリーで、「探偵物語」の事を書きましたが、このオープニングに出てくるギャグと同じものが登場します。これはそんなに面白くはないんですけどね。

物語で触れる必要があるとすれば、ヒロインとの出会いです。バージルは、ルイーズ( ジャネット・マーゴリン )という女性と出会い、結婚するのですが、この2人の恋と愛の部分は素晴らしいです。2人をフレームに収めているカットだけ、カメラ、別人なんじゃないの?と思う程ですよ。しかも、このヒロイン、ルイーズが、こんな女性はいるのか?というくらいにチャーミングなんです。
ロマンス・タイムは、本当に甘く美しくて、バカ・タイムは、とことんバカでくだらない、というウディ映画の最良の部分が、すでにこの作品で形になっているんですね。
(さらに、この2つの時間が絶妙に交錯する場面こそ、最最良のシーンなのではないか、と私は思うのですが、残念ながらこの映画でそこまでのシーンはありませんでした。)

この映画、製作は1969年。
モンティ・パイソン”が、同じく69年に放送開始。う~ん、すごい・・・・・。
それ以前の、不条理劇やコメディなどにアイデアの源泉があったのかもしれないけど、それにしても、この感覚を69年にウディは映画にしていた、と。“保険の勧誘員と小部屋に入る” のシーンなんて、かなりの所まで行ってると思います。
2005年現在も、芸人さんがあるあるネタで爆笑を取ってる事を考えれば、この映画がウケない事はあっても、古びる事はまだまだ無いんじゃないかな、という気になります。
そう言えば、アンガールズというのは、“綴りを間違える” シーンの事なのではないでしょうか。

それにしても、ウディ・アレンは、ダメな人の芝居が本当に上手いなあ・・・・・・・



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コメント
この記事へのコメント
実は・・・
私はなぜかウッディ・アレンの映画を楽しめないのです。どこか感性が違うとしか言えないかな。モンティ・パイソンは素直に楽しめるのですが、どうしてなんでしょうねぇ。
2005/11/12(土) 23:15:17 | URL | えるだま #-[編集]
ウッディ・アレン。最初に観たのは「アニー・ホール」です。二人が出合ったときの会話がすごいと思いました。知性ある(またはひねくれものの)大人の男女の恋はこうして始まるのか。。。みたいな。でも、なんとなくお洒落な映画にも感じられる。。。

あと「スリーパー」のアレンはホントに変なひとみたいで、たまらんですね。あのパかさ加減(というか、くだらん世界観?)わたしは好きですね。
2005/11/12(土) 23:47:22 | URL | しゃるろっと #-[編集]
おー。ウディ!大好物です(笑)。全部は見てはいないのですがメガネ男子好きとしてどうしても母性本能をくすぐられてしまうのでしょうな。
「アニー・ホール」「マンハッタン」は基本として好きになったきっかけですし、バックに流れるクラリネットの音色がたまらないですし、なによりも「スリーパー」が死ぬほど好きで(笑)。も~あの究極の変わり者具合がたまらないです。そして「ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと 聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう」(←タイトル長すぎ&借りるの戸惑いましたが悩んだ末に借りました)のあのどうしようもないバカっぷり…眩暈がしました。好きすぎて。
2005/11/13(日) 00:35:17 | URL | 祥 #-[編集]
俺はウディ・アレンは全然ダメです。

でも、ウディ語れば3時間というほどウディのことを好きな人がいるので、この記事、紹介しておきたいと思います。
2005/11/13(日) 01:58:11 | URL | 内村 #-[編集]
>えるだまさん

モンティ・パイソンは楽しめるのに、ウディ映画はダメっていうのは、
私にしてみたら、とても興味深いです。
何なんでしょうかねえ。自虐がダメって事なんでしょうか・・・
あまり詳しくは分かりませんが、ユダヤ的なセンスが肌に合わないって事でしょうかね。

>しゃるろっとさん

「アニー・ホール」いいですよねー。
なんとなくお洒落、そうですよね、カメラとか色彩が繊細ですね、とても。

あー、「スリーパー」もう観たのがかなり前で全く内容覚えてない・・・・観たいなあ。
ウディのバカな芝居は、ホントすごいですよ。

>祥さん

メガネ男子好きですかぁ。さては、mixi発の例の本も購入されたとか・・・・

クラリネットメインのジャズ、いいですよね~。ウディの映画は、音楽もどれも素敵ですね。
「ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと~~」 は私もすごい好きです。
何か、もの凄くデッカい物体が迫ってくるシーンが
( 「スリーパー」同様、観たのがかなり前でウロ憶えです )
バカで面白かったような・・・・・あと、ウディがフランス人役で出てきて、
その物真似がかなり良い感じだった気がします。
うわっ、「スリーパー」と「ウディ・アレンの誰でも知り~~(どんどん短縮しとる)」
がものすごい観たくなって来た~。

>内村さん

そうですか~。
でも、ウディ好きな私の記事を読んで頂いて、
面白いと思って頂いている(?)とすれば、かなり嬉しいです、私は。

お友達に紹介していただけるとは・・・・・なんかスミマセン。
ありがとうございます。
2005/11/13(日) 02:50:27 | URL | schu #W4HijnrE[編集]
こんにちは!
ウディはスキイライがすごく分かれるんですね。
うんん確かに。

まだウディ初心者ですが、
これからたくさん観てゆこうと心に誓いました。
わたしはなんかすきだなあ。
その『なんか』が人それぞれで違うから面白いんだろうなあ。
2005/11/15(火) 13:22:23 | URL | chopstix #-[編集]
>chopstixさん

そうですね~。
誰かの心に強烈に残っていく映画っていうのは大抵
人によって好き嫌いがすごく分かれるものなのかもしれないですね。
たくさん観て行く事を心に誓って頂けたとは、レビューを書いた私も感激です!
がんばって下さい!!(頑張れっていうのはちょっと違うか・・・)
私も、まだ観た事無い作品があるので、観なくては・・・
「ブロードウェイのダニー・ローズ」とか観たいです。
2005/11/16(水) 01:21:56 | URL | schu #W4HijnrE[編集]
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