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はなればなれに BANDE A PART
2005年10月26日 (水) 00:30 | 編集
はなればなれに BANDE A PART

Bande a part先日のエントリーで紹介したゴダールの新作、Notre Musique(アワーミュージック)が、公開初日、30年振りに満席になったそうです。パンプレットの売れ行きが凄くて、一人で2~3部買う人が居たという事です。すごい事ですね、何かが起きています。
これを祝して、というのと映画祭もやってるし、という事で前回に引き続き映画を取り上げてみたいと

思います。(まあ映画祭は1年中何処かで必ずやってますから単なるコジツケですね)
“普通に面白い”感もある、ゴダールの“はなればなれに BANDE A PART”です。

* * * * * * *
冬のパリ、フランツ(サミー・フレイ)とアルチュール(クロード・ブラッスール)は性格はまるで違うものの、共に推理小説マニアの親友同士。2人は、北欧から叔母の住む屋敷へやってきた英語学校の生徒オディール(アンナ・カリーナ)と出会う。可愛いオディールに惹かれる2人。そんな中、オディールは、叔母の屋敷に脱税か何かで隠している大金があると話す。じゃあ、その金をくすねようと2人は彼女を巻き込んで泥棒計画を立てるのだが・・・
* * * * * * *
1964年制作。日本では、今から3年ほど前に初公開されました。
3人の、バカバカしい日常がバカバカしいまま魅力的に描かれています。ルーブル美術館、全力疾走とかね。上の写真は、カフェで“マジソン・ダンス”というダンスをしている一場面ですが、このシーンはとても良いです。踊り出す瞬間、緊張感と解放感が同時にやってくるような感じで、ハッと息を飲みます。
ヴィンセント・ギャロの“バッファロー'66”という映画で、クリスティーナ・リッチがボウリング場でタップを踏むシーン、あのような、不思議な感覚に包まれます。(“パルプ・フィクション”のツイストコンテストのシーンを演出する際、クエンティン・タランティーノは、この“マジソン・ダンス”のシーンを、演者に何度も観せていたらしいです。)
他にも、英語学校での3人のアイコンタクトや、叔母の屋敷の中のシーンなど、気になる事がいろいろある映画です。
この映画に限らずジャン・リュック・ゴダールの映画を観ると、答えを知りたい欲望に比べて、問いを発見したい欲望はかなり低い、という自分の内なる法則に毎回気づかされます。「よく分からない」という意見が一般的に多いのも(私もよくそう思うのですが)、その法則と関わりがあるのだと思います。
ちなみに、上の“マジソン・ダンス”の写真、真面目な感じのするフランツが右、いい加減な感じのするアルチュールが左です。


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コメント
この記事へのコメント
ゴダールのこの映画は未だ観たことないですね、さすがに。 でもカッコよさそうな雰囲気。 実はゴダールの作品は僕には分かりにくいというか、とっつきにくくて(苦笑)。 「勝手にしやがれ」は自分とこのブログでも書きましたけど、けっこう好きでよくDVDかけてます。 
あと、バッファロー66なんかが出てくる所がニクイですね(笑)。
どうか今後ともよろしくお願いします。
2005/10/26(水) 21:52:24 | URL | y_natume1 #fhccRnPQ[編集]
>y_natume1 さん

コメントありがとうございます。
「勝手にしやがれ」はカッコいいですよね。私もDVD欲しいです。
ゴダールの分かりにくいのは確かにそうなんですが、「はなればなれに」は、わりとそうでもない方の作品だと思いますよ。
「バッファロー’66」ってコメディだと思うんですよ。「何をしてるんだよ、この男は」っていう。ちょっと強引に結びつけるんですが、ゴダールの映画も、「ハハ、お前等、バカだな~」っていうコメディ感覚でとりあえず観るといいんじゃないのかな、と思います。

こちらこそ、今後もよろしくお願いします。
2005/10/27(木) 01:11:57 | URL | schu #W4HijnrE[編集]
「はなればなれに」、わたしのまわりで「いいっ」って言う人多いんですよ~。すごく気になります! 観なきゃなーとは思う。
ゴダールは初期のほうが愛着を感じているんですけど、Notre Musiqueも観てみようかなぁ。
「答えを知りたい欲望」。わたしには欠けていますね。「問いを発見したい欲望」のほうが強いかも。疑問は持つけど、知りたくないのよ~、みたいな。ゴダールとか、よくわからんものを観た後の、あのもやもや感は結構好きですよ♪
2005/10/27(木) 01:23:37 | URL | しゃるろっと #-[編集]
>しゃるろっとさん
はい、是非観てください、面白いですよ。初期の頃の瑞々しさがありますよ。
私も“Notre Musique”とても観たいです。
「問いを発見したい欲望」の方が強いってすごいですね!尊敬してしまいます。知る事が出来なくても、問いは要る、っていう事がありますよね。私もしゃるろっとさんのようになりたいです。
2005/10/28(金) 00:25:48 | URL | schu #W4HijnrE[編集]
はじめまして☆
「はなればなれに」のタイトルに惹かれて着ました。
ゴダール映画はまだ前半、半分くらいしか観てませんけど、好きです☆
中でも「はなればなれに」はセリフがよくて好きな一本です。
これから他の映画感想も読ませていただいて帰ります☆☆☆
2005/10/28(金) 18:57:46 | URL | run #2NKnmN5w[編集]
>runさん
はじめまして。
ご挨拶が遅れましたが、こちらは以前からrunさんのブログ、読ませて頂いていましたよ。
すごい数を観られていて本当に羨ましいです。
「はなればなれに」は小説から引用するセリフなんかも、すごくいいんですよね。

また、是非遊びに来て下さいね。
2005/10/29(土) 02:06:40 | URL | schu #W4HijnrE[編集]
こんにちわー。
ブログに来ていただいていたなんて嬉しいです☆
私も(すごく忘れっぽいくて・・・)もしかしたら来たことがあるかもしれません。

「はなればなれに」の中で「カッコを開いて・・・」と言うところなどもオシャレで、
schuさんも書かれてるダンスも好きです☆
こう書いてるとまた観たくなりました~(笑)
また遊びに来ます☆☆☆
2005/10/29(土) 19:53:03 | URL | run #TY.N/4k.[編集]
こんばんは。
TB&コメントありがとうございました!

この作品は本当にいいですよね。
でも3年前に日本では初公開だったのですか?
知らなかったです~~!
ゴダールはほんとに色んな監督に影響を与えてますね。

>答えを知りたい欲望に比べて、問いを発見したい欲望はかなり低い

う~ん深いですね。
でも素敵ですね。そんなゴダール大好きです。
なんだかまたこの作品みたくなってきました~。
2005/11/13(日) 00:00:56 | URL | asyurank #-[編集]
>asyurankさん

どうも、いらしゃいませ~。

そうなんです、確か、2002年だったと思いますが、
なぜかこの作品はその時が日本初公開で、私は横浜の小さな映画館で観て、とても感動しました。

“答えを知りたい欲望に比べて、問いを発見したい欲望はかなり低い”
という事に関してですが、例えば書物などで読めるゴダールの発言からも、
“問いを発見する力”というのには、かなり拘ってる感じを受けます。

ホントに、この映画は何度も観たくなりますね。
2005/11/13(日) 01:11:43 | URL | schu #W4HijnrE[編集]
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