The sense of wonder
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エキゾティズム
2005年10月10日 (月) 00:30 | 編集
偉大なジャズミュージシャン、デューク・エリントンの作品に、Far East Suite(極東組曲)というアルバムがあります。このアルバムは、デューク・エリントンが親善大使として、中東、インド、日本などを訪れた時の印象を、音楽に表現したものらしいです。この中に、“Isfahan”という曲があって、この曲が私はすごく好きなんですが、この曲名の“Isfahan”とは、もちろん、イランの都市“イスファハーン”の事です。
この曲について、あるジャズメンは、「この曲、本っ当に良いんだけど、例えば実際イスファハーンに行ってみれば分かるけど、あまりこういう感じでは無いっていう、ね、それが面白い。つまりエキゾティズムですよね。」というような事を言っていて、すごく興味を引かれました。エキゾティズム、面白い。映画“ブレードランナー”に出てくる、“電脳都市の宙に浮いたモニターにゲイシャガール”というようなイメージも良いですね、笑えるし。
エキゾティズムに関しては、当然、相互理解という意味では失敗しているとも言えますし、ある種のものは、侵略、搾取というダークサイドの片鱗であるとも言えますから、手放しで喜んでばかりもいられません。(大著過ぎて、自分如きが紹介するのも憚られますが、エドワード・サイードの“オリエンタリズム”が参考になります)
ですが、日本語で“異国情緒”と表現されるような、“間違ったまま、憧れている”感覚を、私は結構大切にしたいと考えます。それが無くなったら世界はあまりにつまらないですし、また、国際的な相互理解というような問いの場合、“間違ったまま、興味を持たれている向き”と“間違ったまま、興味を持っている向き”をうまく組み合わせるセンスに、もう少し注目が行ってもいいのではないか、と。正しく理解し合う時の“道具”は、1つのものを選ばざるを得ない事も多いので、それだけではきっと足りない気がします。

デューク・エリントンのこのアルバムには、“Ad Lib On Nippon(アドリブ・オン・ニッポン)”という曲も入ってるので、興味のある方は、そのエキゾティズムぶりを体験してみて下さい。

また、本当に美しい“イスファハーン”の街に関しては、このページこのページが面白いので、お奨めしておきます。


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コメント
この記事へのコメント
ご紹介ありがとうございます。
私はエスファハンと発音しますが、こちらの方がイラン人の発音に近いのでね。
エスファハンの夜景の方もTBさせていただきました。エキゾティックなテイストをどうぞ。^^
2005/10/10(月) 01:14:51 | URL | えるだま #-[編集]
ご紹介ありがとうございます
エスファハンの曲があるんですね。
しかし、イメージ違うとかで。

一度聞いてみたいものですね。

ジャズと言えば、ハリケーンカトリーナで大変なことになったニューオーリンズでデキシーランドジャズを聴いたことがありますが、底抜けの明るさが僕は好きでした。

えるだまさんほどではないですが、私もエスファハンの夜景のページをTBさせてもらいます。
2005/10/10(月) 06:38:36 | URL | Aki #7KgR29vM[編集]
>えるだまさん

なるほど、"Isfahan"という表記と発音自体が西欧のもの、という事でしょうか?
たまに"Esfahan"という表記も見ますから、こっちの方がイランの人の発音に近いんでしょうね、きっと。
実は、どっちなんだろう?とずっと疑問だったんです。ご指摘ありがとうございます。

>akiさん

デキシーランドジャズは私も好きです。
ニューオリンズでなぜジャズが発展したのか、というも色々面白い話があるようです。
2005/10/11(火) 22:51:32 | URL | schu #W4HijnrE[編集]
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2005/10/10(月) 06:41:06 | Aki's 海外旅行/世界遺産ブログ
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